ワイン検定ブロンズクラスの概要

2023年9月試験でワイン検定ブロンズクラスに合格しました。本稿では、ワイン検定ブロンズクラスの概要、取得のメリット、難易度、勉強法について解説します。合格すると認定カードと認定バッジが授与されます。



ワイン検定ブロンズクラスの概要

ワイン検定ブロンズクラスとは、一般社団法人日本ソムリエ協会が運営するワインの入門資格です。日本ソムリエ協会はソムリエ(及びワインエキスパート)試験も実施している協会です。

名称ワイン検定ブロンズクラス
試験内容ワインの歴史、製法、ぶどう品種など(テイスティングなし)
受験資格20歳以上
試験日毎年3月上旬と9月上旬の2回実施(試験日は土・日・月から選択可)
受験料11,000円
試験会場受験者が自分で選択可能
受験方式3肢択一問題(一部に2択問題もあり)
試験時間40分(10分経過後途中退出可)
合格率90%以上
合格ライン正答率70%(50問中35問で正解)
勉強時間40時間程度(筆者の場合)

試験の特徴と対策

ワインエキスパート試験に申し込むと、公式テキストが送付されます。試験は公式テキストからしか出題されません。また、試験当日にワインエキスパートの講師から試験対策の講義を受けることができます。講師試験によく出るポイントを重点的に解説してくれ、かつ前述の通り試験の合格率は90%以上ですが、全く勉強しないで当日の講義だけで合格することは難しいと思います。公式テキストは2020年頃に大きな改訂があり、ぶどう品種のボリュームが増えました。


ワイン検定ブロンズクラスの公式テキストの表紙

ぶどう品種対策

本試験でもぶどう品種を答える問題が多く出題され、私が受験した年も50問中半分以上はぶどう品種の問題が出題されました。ぶどう品種は主要品種8種類と補助品種20種類の計28種類です。28種類から少なく見積もっても25題は出るということになりますので、補助品種も全て暗記する必要があります。設問は産地と特徴からぶどう品種を回答させる問題が大部分です。私の受験した年では、1~2問だけワインの名称を答えさせる問題も出題されました。28種のうち数種類えも実際に飲んだことのあるワインがあるとだいぶ楽になります(私は、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーの3品種だけ試験前にテイスティングバーで確認しました)。また、ソービィニヨンブランとカベルネソーヴィニヨン、ピノノワールとシャルドネのように同じ種類の品種(交配品種)を関連付けて覚えると暗記作業が楽になります。



歴史

歴史の問題が3問ほど出題されます。歴史は私が受験した年は全問、XXX年や期限前XXX世紀など年代を解答させる問題でした。数問しか出題されませんが、出題範囲が狭いので得点しやすいです。

製法、収穫、管理

製法と収穫に関する問題はぶどう頻出に次いで多く出題されます。日照量、降水量、気温、(ワインの種類毎の最適な保管の)温度など数字を問う問題も多く出題されます。難問はないので、テキストを何度か読み当日の講師の話を聞くだけで十分合格点がとれると思います。

料理・チーズ

料理とチーズは私が受験した年は出題は1問でした。試験範囲が広い割には1問しか出題されないので、満点を狙う人以外は無理をして覚える必要はないと思います(他方で当日の講義は真剣に聞く)。

受験会場の選び方

試験はワインエキスパートの講師が各自で開催しています。講師によって独自の練習問題を配布してくれる講師や、酒販店や飲食店の講師であれば、試験後にテイスティング講座を無料で提供してくれる講師など特徴がありますので、自分にあった受験会場を選ぶといいと思います。私は虎ノ門ヒルズにあるる「Hand Picking Wine」さんで受験しました。

ステップアップの関連資格

ワイン検定ブロンズクラスの合格後に更にワインについて学びたい場合は、上位資格のワイン検定シルバークラスに挑戦するか、シルバークラスをスキップして最上位資格のソムリエ試験(ワインエキスパート試験)に挑戦するかの選択がありそうです。ワイン検定シルバークラスは、ブロンズクラスの合格者しか受験できないのに対して、ワインエキスパートは受験資格がないのでどなたでも受検可能です。

ソムリエはワインエキスパートと紙のテストの内容は同じですが、テイスティング試験の内容が異なります(難易度が高い)。また、ソムリエは現に酒販店に勤務しているか、酒類を提供する飲食店に勤務している方しか受験ができませんので、一般企業に勤務されている方の場合はワインエキスパートが最上位資格になります。

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